韓国に長期滞在している外国人が100万人に迫っていることがわかりました。
統計庁が15日にまとめた去年の社会指標によりますと、長期滞在外国人の登録人口は98万 2000人あまりで、前の年に比べて6万3000人増え人口全体のおよそ2%を占めています。
外国人登録人口は、2000年は21万人でしたが、10年あまりの間に5倍近く増えました。
韓国に滞在する目的は就職が23万人あまりで最も多く、次いで留学が6万 7000人、永住6万4000人などの順でした。
しかし、実際に韓国に滞在している外国人は、不法滞在者が多いことや短期の滞在者を含めると、これよりはるかに多いものとみられます。
また、韓国の小学校の児童数は、少子化が進んで、去年は313万人で20年前の1991年より160万人以上減少しました。これによって、小学校の教師1人当りの児童数は17.3人で、20年前の半数程度に減っています。
一方、去年の大学進学率は72%で前の年より6.5ポイント下がっており、このうち女子生徒の大学進学率は75%で、男子生徒の70%を上回っています。
さらに、韓国国民の死亡原因の1位はがんで、死亡率は人口10万人当たり144.4人でした。
このほか、携帯電話の加入者数は5200万人あまりで、1人につき1台以上保有している計算になり、超高速インターネットの加入者が毎年増え続けているのに対し、固定電話の加入者は毎年減っています。