野党の民主統合党と統合進歩党は19日、候補一本化に向けて全国の78の選挙区で17~18日に行った世論調査の結果を発表しました。
結果が発表されたのは78の選挙区のうち69の選挙区で、民主統合党が57の選挙区で、統合進歩党が11の選挙区で、進歩新党が一つの選挙区で、野党系の統一候補に選ばれました。
進歩新党は慶尚南道の巨済選挙区1ヶ所に限って候補一本化に加わっていました。
大部分の選挙区で知名度が高い候補が勝利し、大きな異変はありませんでした。
関心が寄せられたソウルの冠岳乙選挙区では、統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)代表が、現役の民主統合党の金熙喆(キム・ヒチョル)議員を破り、野党系の統一候補に選ばれるなど、統合進歩党の大部分の指導部が民主統合党の候補を破って統一候補に選ばれ、現在7議席の統合進歩党は4月の総選挙で議席を大きく伸ばす可能性も出てきました。