北韓が来月中旬にロケットを使って人工衛星を打ち上げると発表し、事実上の長距離弾道ミサイルを発射すると予告したことを受けて、アメリカ政府は、北韓が国際社会の警告を無視しロケットの発射を強行した場合、国連安保理のレベルで強力に対応すると明らかにしました。
アメリカのライス国連大使は22日、アメリカ下院の公聴会に出席し、北韓のミサイル発射計画に対するアメリカ政府の対応策について、このように答弁しました。
ライス国連大使は、この中で、「安保理の加盟国は、北韓のロケット発射が、追加の核実験と弾道ミサイル発射を禁止する安保理決議第1718号と、弾道ミサイル技術を用いたすべての発射を禁止する安保理決議第1874号に違反するという共通の認識を持っている」と強調しました。