来月11日に投票が行われる国会議員総選挙の街頭などでの選挙運動が29日午前0時から始まりました。
総選挙の候補者は、投票日前日の4月10日までの13日間、本格的な遊説などの選挙運動を行います。
期間中は、候補者とその配偶者、選挙事務所の事務長、選挙事務員などは、たすきや標札、その他小道具を使って選挙運動を行うことができます。
また、公開の場での演説や対談は午前7時から午後10時まで認められ、携帯用拡声装置の使用は午前6時から午後11時まで可能です。
そして、一般の有権者も公開の場で特定候補者への支持を訴えたり、ボランティアとして選挙運動に参加したりすることができます。
一方、選挙管理委員会が今月19日と20日に19歳以上の有権者1500人を対象に行ったアンケート調査によりますと、回答した人の56.9%が今回の選挙で「必ず投票する」と答えました。これは、前回の総選挙のときより5ポイント高くなっています。
一方、今回の総選挙で初めて導入された海外在住韓国人による在外投票は、今月28日から来月2日まで、107か国158にある在外公館に設けられた投票所で12万3571人の在外有権者を対象に実施されます。