北韓の朝鮮労働党は11日、首都平壌(ピョンヤン)で開かれた第4回党代表者会で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を党の政治局の常務委員、中央軍事委員会の委員長に推戴したと朝鮮中央通信が12日伝えました。
朝鮮中央通信は12日、「朝鮮労働党の規約と最高指導機関の選挙細則にもとづき、朝鮮労働党第1書記の金正恩同志が党の中央委員会の政治局常務委員、党の中央軍事委員会の委員長に推戴された」と明らかにしました。
朝鮮労働党は、11日の代表者会で、党の中央軍事委員会の委員長を第1書記が兼任するよう党の規約を改正したということです。
改正された規約によりますと、故金正日(キム・ジョンイル)国防委員長は「永遠の総書記」、朝鮮労働党は「金日成・金正日の党」で、党の首長で党を代表する第1書記のポストを新設するということです。