韓国では、この10年間でアルコール性肝疾患による死亡が7倍以上に急増したほか、自殺による死亡と乳癌、大腸癌による死亡がおよそ2倍に増えたことがわかりました。
大韓生命は2001年と2011年の死亡保険金の支給状況を比較・分析し、その結果を18日発表しました。
それによりますと、この10年間で死亡保険金が支払われた死亡原因のうち、アルコール性肝疾患による死亡は7倍以上に増えました。
また、自殺による死亡はおよそ2.4倍に、乳がんによる死亡はおよそ2倍に、大腸がんによる死亡は1.8倍に増えたということです。
一方、糖尿による死亡はおよそ半数に減っています。
また、2001年の死亡原因は、がん、交通災害、脳出血の順番でしたが、去年は自殺が急増したことで、1位ががん、2位が自殺、次いで交通災害の順となっています。