与党セヌリ党の院内代表を選ぶ選挙が9日行われ、大邱(テグ)・寿城(スソン)甲で当選4回を果たした李漢久(イ・ハング)議員(67)が院内代表に選出されました。
李漢久議員はことし67歳で、大宇(テウ)経済研究所長などを経て2000年に第16代国会議員として政界入りし、国会の予算決算特別委員長や党の政策委員会議長を務めています。
138人の議員が参加した9日の選挙では、1次投票で過半数を獲得した候補がなく、最多得票の、京畿(キョンギ)水原(スウォン)丙で当選5回を果たした刷新派の南景弼(ナム・ギョンピル)議員(47)と、2位の朴槿恵(パク・グンヘ)非常対策委員長に近い李漢久議員との間で決選投票が行われ、結局、李漢久議員が72票を獲得して院内代表に選出されました。
また、政策委員会議長には、ソウル龍山(ヨンサン)で3選を果たした陳永(チン・ヨン)議員(62)が選ばれました。
セヌリ党はまた、5日に代議員8000人あまりを対象に世論調査を行い、11人の立候補者のうち支持率の低い2人を振り落とし、15日に開かれる全党大会で行われる最高委員を選ぶ選挙に出馬する9人の候補を確定しました。