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「北韓が申さん親子を強制拘禁」 国連機関が釈放要求

Write: 2012-05-29 14:03:40

国連は、ドイツ滞在中に北韓に入り、そのまま戻れなくなっている韓国出身の申淑子(シン・スクジャ)さん親子が、北韓によって強制拘禁されたとする結論を出しました。
人権団体のICNK=北韓反人道犯罪撤廃国際連帯は、29日、ソウル中区のプレスセンターで、記者会見し、国連のWGAD=任意的拘禁に関する実務グループが、「申淑子さんと娘2人は、1987年以降、継続して北韓による強制拘禁状態にある」と判断し、北韓に対して即時釈放と賠償を求める決定を出したことを明らかにしました。
これを受けて、北韓反人道犯罪撤廃国際連帯は、北韓当局が強制拘禁状態で申淑子さんの死を放置したと判断し、この問題を国際刑事裁判所に提訴する計画です。
北韓は、今月初めに国連に送った書簡で、「申淑子さんは、肝炎を患い死亡していた」としたうえで、1986年に北韓を脱出して韓国に戻り、妻と娘の救出活動を続けている申淑子さんの夫の呉吉男(オ・ギルナム)さんについて、「家族を捨て2人の娘の母親を死に追いやったため、2人の娘は呉吉男さんを父親と思っていない」と述べ、北韓が申淑子さん親子を強制的に拘禁した事実はないと主張していました。

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