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セヌリ党の党員名簿 総選挙に向けた党内選挙の前に流出か

Write: 2012-06-20 14:56:48

与党セヌリ党の党員220万人の個人情報が含まれた党員名簿が流出した問題で、名簿がことし4月の総選挙に向けて公認候補を決める党内選挙の前に、予備候補7-8人の手に渡っていたことがわかり、波紋を広げています。
これは、総選挙を控えたことし3月、メール発送代行業者に党員名簿を渡し、代価として400万ウォンを受け取った疑いが持たれているセヌリ党の政策委員会首席専門委員に対する検察の取り調べでわかったものです。
この首席専門委員は、検察の取り調べで、「普段親交があった予備候補7-8人に、党員220万人の情報が記された党員名簿を渡した」と供述しているということです。
検察は、名簿が渡った当時の予備候補のうち5人を確認しており、このうち1人は、セヌリ党の公認候補として総選挙に立候補し、国会議員に当選していることがわかりました。
検察は、国会議員の候補選出の過程で党員が影響力をもち得ることから、この議員を含め、当時の予備候補が、党の公認候補に選ばれるために名簿をどのように利用したかに焦点を当てて捜査を進めています。
党員名簿が党内予備候補にも渡っていたことがわかったことで、セヌリ党の党内候補選びが公正に行われていないのではないかという疑問の声があがっています。

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