タクシー料金の値上げなどを求めて、全国のタクシー業界が20日、24時間の全面ストライキに入り、20日午前のタクシー運行率は15.7％まで落ちました。
国土海洋部が20日に発表したところによりますと、20日午前9時現在、全国のタクシー25万5600台のうち22万台あまりが運行を中断し、普段どおり運行したタクシーは3万5500台と、全体の15.7%で、普段の運行率の70%に比べても5分の1に過ぎませんでした。
なかでも、京畿（キョンギ）道のタクシー運行率はわずか1.9％で、ソウルは12.1％でした。
国土海洋部は、市民の不便を最小限に抑えるため、各地方自治体と協力して、公共交通の運行時間を延長したり、運行便数を増やすなどして対応しています。
タクシー業界は、20日午後1時にソウル市庁前広場で2万人あまりが参加して集会を開き、政府に対して、タクシー料金の値上げやLPG価格の安定化などを求めました。