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韓国・コロンビアFTA交渉が妥結 年内発効か

Write: 2012-06-26 09:48:06

韓国と南米コロンビアとのFTA=自由貿易協定の交渉が妥結し、両国は交渉妥結共同宣言文に署名しました。
外交通商部によりますと、現地時間で25日午前、コロンビアの大統領宮殿で、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領と、コロンビアのサントス大統領が見守る中、両国の通商担当長官が、FTA交渉妥結共同宣言文に署名しました。
韓国とコロンビアは、2009年12月にFTA締結に向けた交渉に入り、2年半で完全妥結に至ったもので、国会批准などの手続きを経て早ければ年内にも正式に発効する見通しです。
協定が発効しますと、両国は10年以内に貿易品目の96%で関税を撤廃することになります。
韓国の場合、輸出品目では、輸出全体の29%を占める主力品目の乗用車の関税35%が10年以内に撤廃されるほか、自動車部品も最大15%の関税が5年以内に撤廃されます。
一方、輸入面では、最高8%のコーヒー類の関税が即時、または3年以内に撤廃されます。争点だったコロンビア産牛肉については、骨のない精肉2部位と、BSEの危険部位とされる特定危険部位を除くテールなど3つの部位に限って、最大で40%の関税を19年かけて徐々に撤廃することで合意しました。しかし、コメや唐辛子、ニンニク、玉ねぎなど農水産物153品目は交渉対象から外しました。コロンビアは、現在、9か国との間でFTAを締結、4か国とは交渉を進めている中南米で3番目に大きな市場であり、今後、中南米進出の重要な橋頭ほになるものと期待されています。

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