財閥グループの系列会社間の取引は、競争入札を行わず任意に契約を結ぶ随意契約が多くを占めていることが分かりました。
財界関連情報専門サイトの財閥ドットコムが最近まとめた資料によりますと、資産総額が10位以内の財閥グループの場合、系列会社間の取引による売上は152兆7000億ウォンで、このうち随意契約による売上は全体の87%にあたる132兆9800億ウォンでした。
三星グループの場合、随意契約による売上が96.9%で最も多く、現代自動車グループは93.3%で2番目でした。
財閥グループの系列会社間の随意契約は、系列会社に好条件で仕事を与え、グループ全体としては利益が出ますが、中小企業が競争入札を通じて仕事をもらう機会を剥奪することにつながるため不公平だとして、是正の必要性が指摘されています。