メニューへ 本文へ
Go Top

朴槿恵氏が出馬宣言 「国民が幸せになる国づくりへ」

Write: 2012-07-10 11:52:33

次期大統領選挙の最有力候補とされる与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)前非常対策委員長(60)が、12月の大統領選挙に向けた党内選挙に立候補する意思を正式に表明しました。
朴槿恵前非常対策委員長は、10日、老若男女を問わず各界各層の多様な市民が訪れる場として知られるソウル永登浦区にある複合ショッピングモール「タイムズスクエア広場」で、様々な国民の希望が書かれた赤いカードで飾られた木を背景に演説し、「国民の夢がかなう国づくり」を目指すとして、第18代大統領選挙に立候補する意思を表明しました。
朴槿恵氏は演説の中で、国民一人ひとりが幸せになり、潜在力を発揮できてこそ国の発展を期待できるとして、国政運営の基調を、いまの「国家」から「国民」に方向転換する考えであることを強調しました。
そして、国民の幸福のための3つの課題として、分配重視、雇用創出、国の実情に合った福祉の確立を挙げました。
南北問題については、不信と対決、不確実性の悪循環を断ち切り、韓半島信頼のプロセスを推進する計画を示しました。朴槿恵氏は、今後、全国を回り、国民との意思の疎通に努める予定です。
朴槿恵氏の出馬宣言を機に、大統領選挙に向けた与野党間の競争が本格化することになりました。
セヌリ党は来月20日に党の候補を決める予定です。12月の大統領選挙で朴槿恵氏が当選すれば、韓国で初めての女性大統領が誕生することになります。
ことしの大統領選挙は、4月の総選挙にみられたように与野党の勢力が拮抗しており、政治専門家の間では、前回2007年には500万票差で当選者が決まったが、ことしの大統領選挙は50万票の僅差で当選者が決まる可能性が高いとする見方が広がっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >