OECD=経済協力開発機構が各国の国民の暮らしの質を評価した結果、韓国は加盟36か国のうち、最下位であることが分かりました。
韓国保健社会研究院が発表した学術誌によりますと、OECD加盟各国の国民生活の幸福度を評価した19の指標を比較した結果、韓国は10点満点の4.2点と、各国平均の6.23点をはるかに下回りました。
中でも、社会ネットワークの安全性で最下位になった他、健康や、マイナーグループに対する包容力、国家機関への信頼度、所得分配などの面でいずれも低い評価が出されました。
この学術誌は、国民生活の幸福度を高めるためには、所得や雇用の拡大もさることながら、政府は、これに並行して格差の是正に向けた努力をしなければならないと指摘しています。