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与野党の不正献金疑惑が浮上 検察が捜査に着手

Write: 2012-08-02 15:08:30

総選挙を1か月後に控えていた今年3月、与党・セヌリ党と野党・先進統一党の公認候補選びの過程で、候補から候補者推薦委員に巨額の献金が渡された疑惑が持ち上がり、波紋を広げています。
中央選挙管理委員会はこのほど、今年3月に当時のセヌリ党の玄永姫(ヒョン・ヨンヒ)候補が党の公職候補者推薦委員を務めていた玄伎煥(ヒョン・ギファン)前議員と洪準杓(ホン・ジュンピョ)前代表に3億ウォンを不正な献金として渡した疑いがあるとして、検察に捜査を依頼しました。
これを受けて、大検察庁は、2日、本格的な捜査に乗り出しました。
総選挙で、玄永姫議員は、当初選挙区からの出馬を希望し、公認候補を申請しましたが脱落し、その後比例代表として出馬し、国会議員に当選しました。
検察の捜査で、不正献金疑惑が事実であることが判明した場合、年末の大統領選挙を控え、セヌリ党だけでなく、党内の有力大統領候補である朴槿恵(パク・グンヘ)元代表も大きな痛手を被るのは避けられない見通しです。
朴槿恵元代表は、総選挙当時、党の非常対策委員長を務めており、「公正で透明な公認候補選び」を強調していました。
セヌリ党は現在、3人に対して事実確認を行うなど対策づくりに当たる一方で、世論の動向を見守っています。
一方、中央選挙管理委員会は、今の先進統一党の前身である自由先進党でも党の公認候補選びの過程で不正な献金が渡されたとみて、総選挙で当選した金永柱(キム・ヨンジュ)議員と、当時事務副総長として公認候補選びを担当していたキム・グァンシク氏を検察に告発しました。

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