7月下旬からの猛烈な暑さで、各地の畜産農家で鶏や豚が死ぬという被害が広がっています。
農林水産食品部によりますと、6日までに全国の畜産農家で飼育している豚や鶏などの家畜合わせて41万8000匹あまりが暑さのため死にしました。
このうち最も被害が大きいのは、鶏で、40万羽以上が死に、カモ1万7000羽あまり、豚100頭あまりとなっています。
NH農協損害保険は、今年から家畜災害保険の対象に猛暑による被害を含めており、6日午後までに被害届けが出されたのは、鶏やカモなどの家畜20万8000羽、108件に上っているということです。
農林水産食品部は、家畜への被害がさらに広がらないよう、十分な水分補給をするなどして予防に努めるよう求めています。