韓国銀行は9日、金融通貨委員会を開き、政策金利を年3％に据え置くことを決めました。
先月、政策金利を0.25％引き下げたことから、利下げの効果をしばらく見守るという判断によるものとみられます。
特に、FRB＝アメリカ連邦準備制度理事会とECB＝ヨーロッパ中央銀行が政策金利の据え置きを維持しており、それに歩調を合わせる必要があると判断したもようです。
しかし、国内外の経済をめぐる環境が芳しくないため、年内に1、2回の引き下げがあるだろうと専門家らはみています。
政策金利は2011年6月に3％から3.25％に引き上げられて以来、12か月連続で据え置かれていましたが、先月、3％に引き下げられ、13か月ぶりに政策金利の調整が行われています。