「生きている海、息づく沿岸」をテーマに、韓国南海岸の全羅南道(チョンラナムド)麗水(ヨス)市で5月12日に開幕した麗水万博が、12日、閉幕しました。
閉会式は、12日夜7時30分、金滉植(キム・ファンシク)国務総理や潘基文(パン・ギムン)国連事務総長らが出席し、麗水市民ら観客8万人が見守るなか、万博ホールと海上舞台で開かれました。
そして海と沿岸の環境保護の重要性を訴えた「麗水宣言」が発表され、参加各国のショーが繰り広げられて花火が打ち上げられました。
金滉植国務総理は閉幕の辞で、「麗水万博が成功裏に終わった喜びを国民と分かち合いたい。麗水万博は、海の大切さを世界の人々に改めて知らせる良いきっかけとなった」と述べました。
麗水万博は、「生きている海、息づく沿岸」をテーマに、104の国と地域、10の国際機関が参加して、5月12日から8月12日までの93日間にわたって開かれ、延べ入場者数は当初の目標の800万人を超え、820万3956人を記録しました。