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比例代表候補選出不正 セヌリ党が関係者を除名

Write: 2012-08-16 14:58:21

与党セヌリ党は16日、国会で最高委員会議を開き、4月の総選挙を前に候補推薦委員に対して巨額の献金があったとされる疑惑と関連して、当時候補推薦委員を務めていた玄伎煥(ヒョン・ギファン)前議員を除名する案を全会一致で議決しました。
これで、玄伎煥前議員は、セヌリ党の党員の資格を失うことになりました。
最高委員会議では、また、献金を渡した疑惑が持たれている玄永姫(ヒョン・ヨンヒ)議員に対する除名案も議決しましたが、現役議員の場合は議員総会の3分の2以上の同意が必要で、玄永姫議員の除名案を処理するための議員総会は早ければ17日にも召集されるものとみられます。
この問題は、総選挙を前にした今年3月、当時セヌリ党の比例代表候補を目指していた玄永姫現議員が党の公職候補者推薦委員であった玄伎煥前議員に3億ウォンを不正な献金として渡した疑いが持ち上がり、波紋を広げているものです。
これを受けて、セヌリ党の倫理委員会は、今月6日、党の威信を損ねたなどの理由で、2人に対する除名案を議決しており、その後玄伎煥前議員が再審を請求しましたが、14日に再び全体会議を開き、これを棄却しています。
2人は疑惑を強く否定していますが、こうしたなかで党の指導部が除名を決定したのは、疑惑が事実であるかどうかに関係なく、この事件が、12月の大統領選挙に少なからぬ影響を与えるおそれがあると判断したためとみられます。

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