大野党の民主統合党は26日、12月の大統領選挙の公認候補を選ぶための地域巡回投票を蔚山市で行いました。
その結果、文在寅(ムン・ジェイン)常任顧問が52.1%の得票率で1位になり、2位は金斗官(キム・ドゥグァン)前慶尚南道知事32.1%、3位は孫鶴圭(ソン・ハッキュ)常任顧問11.8%、4位は丁世均(チョン・セギュン)常任顧問4.1%の順でした。
25日に済州島で行われた投票の結果を合わせた累計では、1位文在寅常任顧問57.3%、2位金斗官前慶尚南道知事20.3%、3位孫鶴圭常任顧問17.9%、4位丁世均常任顧問4.6%で、順位は変わりませんでした。
得票率は一般国民の選挙人団によるモバイル投票や現場投票で決まります。
ところで、民主統合党の党内予備選挙では、モバイル投票の方式が文在寅常任顧問に有利だとして他の3人の候補が問題を提起していますが、民主統合党は27日、最高委員会議を開き、モバイル投票で4人の候補の名前が全部呼ばれる前に投票を済ませて電話を切った場合に棄権とみなす方式を改めることにしました。
また、済州島と蔚山市で行われたモバイル投票の結果を再度集計して問題がないか検討し、27日に予定されたいた江原道地域のモバイル投票を延期することにしました。