韓国独自の技術で建造した初の水上救助艦、「統営(トンヨン)艦」が4日、慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)で進水しました。
「統営艦」は、長さ107.5メートル、幅16.8メートル、3500トンで、最大21ノットの速度で航行するほか、水深3000メートルまで探索できる水中無人探査機(ROV)や最先端の音波探知機を搭載しています。
統営艦は、今後、テストを経て来年下半期に海軍に引き渡される予定で、故障や座礁で動けなくなったり、沈没した艦艇や航空機の探索、引き揚げ、えい航、海上での消火など多様な救助活動に当たることになります。