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安哲秀教授 大統領選挙に立候補正式表明

Write: 2012-09-19 15:20:32

12月の韓国大統領選に向けて、いずれの政党にも属さず無党派層から圧倒的な人気を集めているソウル大学大学院の安哲秀(アン・チョルス)教授が19日、ソウルで記者会見し、「大統領選挙に立候補することで、国民の熱望を実践する人になりたい」として、大統領選挙に自ら立候補する意思を正式に表明しました。
会見の中で、安哲秀氏は、「韓国は今、古い体制と未来の価値が衝突する混乱の時期にある。古い水の流れを新たな未来に向けて変えていくべきだ」と主張しました。
そして、「国民は私を通じて政治刷新に対する熱望を示した。今度の大統領選挙に立候補することで、国民の熱望を実践する人になりたい。世の中を変えるため「真心」を大切にして政治をやるつもりだ」と述べました。
安哲秀氏はまた、大統領選挙の公認候補に決まった与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)氏や、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)氏に対して、政策論争を行うよう提案しました。
安哲秀氏は、今年50歳。1990年代にIT=情報技術ベンチャーで成功した元起業家で、いずれの政党にも属しておらず政治的経験はありませんが、若者をはじめ無党派層の間でカリスマ的な人気を集めています。
このため安哲秀氏が立候補するかどうかが国民の間でも大きな関心を集め、きょうの記者会見には大勢の市民やマスコミ関係者がつめかけ、KBSをはじめ主な放送局がそろって会見の模様を同時生中継しました。
韓国の大統領選挙をめぐっては、これまでに与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)元代表と、最大野党・民主統合党が 盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の側近・文在寅(ムン・ジェイン)氏を公認候補に選出していて、安哲秀氏を加えた3人による争いになる見通しです。
しかし野党勢力の候補一本化に向けて安哲秀氏と文在寅氏との間で調整が進められるかどうかが今後の大きな焦点となります。


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