公職選挙法違反の罪に問われていたソウル市の教育行政の責任者に対して、韓国の最高裁判所である大法院は、二審の判決どおり、懲役1年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのはソウル市の教育行政の責任者、郭魯炫(クァク・ノヒョン)教育監(58)です。
郭教育監は、2010年のソウル市教育監選挙をめぐって、候補を一本化する際、相手候補に金品を渡して候補を辞退するよう求めたとして、公職選挙法違反の罪で起訴され、二審で懲役1年の実刑判決を受けていました。
大法院が懲役1年の実刑判決を言い渡したことで、郭魯炫教育監はソウル市教育監の職を失い、大統領選挙が行われる12月19日にソウル市教育監の再選挙も一緒に行われることになりました。