李明博大統領の私邸用の土地購入をめぐる不正疑惑で、捜査を担当する特別検事に任命された弁護士は15日、記者会見し、「徹底捜査で事実を糾明したい」と述べました。
李明博大統領が退任後に住むとした私邸用の土地購入をめぐる不正疑惑で、
今月9日に特別検事に任命された李光範(イ・グァンボム)弁護士は、 15日までに捜査陣の構成を終え、16日から本格的な捜査に着手するのを前に記者会見しました。
このなかで、李弁護士は「政治的に論議を呼んでいる事件だけに、先入観と予断を排除し、原則に基づいて徹底捜査を進め、事実を糾明して国民の信頼を得られる結果を導き出したい」と述べました。
捜査期間は30日間となっていますが、1回は15日間延長することができ、遅くとも11月29日までに関係者を起訴するかどうかを決めることになっています。