韓国の排他的経済水域で違法操業していた中国漁船の船員が、韓国海洋警察官が撃ったゴム弾に当たって死亡しました。
全羅南道(チョンラナムド)の木浦(モクポ)海洋警察署は、16日午後3時10分ごろ、全羅南道紅島(ホンド)の北西およそ90キロの海上で違法操業していた中国漁船の取り締まりをした際、抵抗してきた中国人船員1人が海洋警察官が撃ったゴム弾に当たって倒れ、病院に運ばれたものの死亡が確認されと発表しました。
木浦海洋警察署は、中国漁船員が刃物などを持って激しく抵抗してきたため、ゴム弾による制圧が避けられなかったとし、取り締まりに当たった警察官と中国漁船員から事情を聴くなどして詳しい経緯を調べています。