三星(サムソン)電子とアップルとの訴訟で、争点の1つになっているバウンスバックと呼ばれる跳ね返り機能など、アップルの特許20件について、アメリカの特許庁は、暫定的に無効とする判定を出したことがわかりました。
これは、海外の知的財産権専門ブログの「フォス・パテンツ」が23日伝えたものです。
それによりますと、無効と判定された特許の中には、端末機の画面を手先でタッチして 写真などをスクロールさせ、端で跳ねて戻らせるバウンスバック機能も含まれているということです。
特許庁の今回の判定は最終的なものではありませんが、12月に予定されているカリフォルニア州連邦地方裁判所での三星電子とアップルとの特許関連訴訟の判決にも影響を与えるものとみられています。