訪米に随行した報道官がセクハラ行為をしたとして更迭された問題で、朴槿恵大統領は13日、「国民に大きな失望感を与え大変申し訳なく思う」と述べて、国民をはじめ、関係者に対して謝罪しました。
これは、朴大統領が首席秘書官会議で述べたものです。
このなかで、朴大統領は、「この事件で被害者と被害者の家族に大きな衝撃を与え、多くの在米韓国人も傷つけてしまった。心から謝罪する」と述べました。
また、「国と国民に対する大きな過ちを犯したことについて、一点の疑惑もなく徹底的に真相を究明する」としたうえで、「この問題に関連して責任を取るべきものがいるなら、相応の責任を取ることになるだろう。すべての公職者が自分自身を省み、自らの姿勢を正す契機になることを期待する」と述べたということです。
この問題と関連しては、12日に大統領府の許泰烈秘書室長が国民に公式に謝罪し、問題となった報道官の直属の上司にあたる李南基広報担当首席秘書官が辞表を提出しています。