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韓国 金正恩第1書記の特使訪中を注視

Write: 2013-05-22 14:46:49

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の特使として、朝鮮人民軍の崔竜海(チェ・リョンへ)総政治局長が22日、中国の北京を訪問したことについて、韓国政府は、今後の南北関係を含む北東アジア情勢に及ぼす影響などについて慎重に見守る姿勢を示すとともに、情報の収集にあたっています。
北韓の朝鮮中央通信が22日伝えたところによりますと、朝鮮人民軍のナンバー2とされる崔竜海総政治局長を団長とする軍や党、政府幹部らが22日午前、空路、平壌(ピョンヤン)を出発して北京に到着し、中国国賓館の釣魚台に移動したあと、早速、 中国共産党の王家瑞中央対外連絡部長と会談したということです。王家瑞氏は、去年8月に平壌を訪れ外国の要人として初めて金正恩第1書記と会談しています。
金正恩体制発足以来、金正恩氏が中国に特使を派遣したのは今回が初めてです。
これについて、韓国政府の関係者は、「習近平国家主席に対する金正恩第1書記のメッセージを伝える可能性が高い」と述べるとともに、去年12月の長距離ロケットの発射や今年2月の3回目の核実験に対する国際社会の制裁が強まっている中、中国との関係改善に向けて状況の打開を図るねらいがあるとの見方を示しています。

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