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韓国 道立病院が赤字理由に閉鎖

Write: 2013-05-29 15:08:20

韓国南東部の慶尚南道は29日、およそ280億ウォン、25億円の負債を抱え、今後も大きな赤字が予想される道立病院を閉鎖することを決め、市民の間などに波紋が広がっています。
閉鎖が決まったのは、慶尚南道晉州(チンジュ)にある医療院で、2月末に就任した新たな知事が膨大な累積赤字を理由に閉鎖の方針を明らかにしていたものです。
病院側では、経営の改善に向けて労働組合などと交渉してきましたが、結局組合側の協力が得られず、閉鎖することになったもので、現在入院中の3人の患者は他の病院に移されるということです。
この病院の累積赤字は280億ウォン、およそ25億円に上り、今後も毎年70億ウォン、およそ6億円以上の損失が予想されていましたが、政府と国会が慶尚南道に対して、公共医療機関としての重要性に照らして経営正常化に向けた努力を求めていました。
閉鎖の決定について、市民団体や病院の労働組合などは慶尚南道が責任を回避したとして非難しています。

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