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南北当局会談 12日から2日間ソウルで開催で合意

Write: 2013-06-10 07:50:08

韓国と北韓の実務者協議は9日、板門店の韓国側にある「平和の家」で始まり、翌日未明まで続き、当初目指していた「長官級会談」では調整がつかず、南北当局者同士の会談を12日から2日間、ソウルで開くことで合意しました。
9日の実務者協議には、韓国側からチョン・ヘソン統一部統一政策室長が、北韓側からキム・ソンヘ祖国平和統一委員会書記局部長がそれぞれ代表となって出席し、午前中に40分あまり全体会議を開いたあと、午後には首席代表だけで8回にわたって行なわれ、出席者や日程などについて調整が長引いて10日未明まで続きました。
韓国側の発表によりますと、会談の公式名称については、当初の「長官級会談」ではなく、「南北当局会談」とすることにし、12日から2日間、ソウルで開くことになり、南北の代表団5人ずつが参加するということです。
また北韓代表団は陸路でソウルに入ることになりました。
今回の実務協議では、「南北長官級会談」を目指して調整を進めましたが、首席代表をめぐって、北韓側が難色を示して意見の調整がつかず、結局、「南北当局会談」に変更したということです。
会談では、南北関係の悪化で操業停止に追い込まれている開城工業団地の正常化、金剛山観光事業の再開、離散家族の再開などについて話し合うことになっています。
朴槿恵(パク・クネ)政権、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)体制の発足後では初めて開かれる今回の会談で、南北間に横たわるさまざまな懸案の打開に向けた突破口を見出せるか注目されます。

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