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機長・副機長から聞き取り アシアナ事故

Write: 2013-07-09 11:55:11

アシアナ航空の旅客機が7日、サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗して炎上し、2人が死亡した事故で、韓国とアメリカの事故調査団は9日、機長と副機長から聞き取り調査をしました。
聞き取りは韓国時間の9日午前0時から8時間にわたって行われ、事故機が空港に着陸する直前に失速状態になった理由などを集中的に聞いたものとみられます。
これとともに事故調査に当たっているアメリカのNTSB=国家運輸安全委員会は、韓国時間の9日午前3時半から記者会見を開き、フライトレコーダーを解析して分かったことなどを明らかにしました。
それによりますと、通常、滑走路の末端への進入速度は時速253キロですが、事故機は衝突する8秒前には207キロ、さらに衝突3秒前には190キロにまで落ち、保たなければならない速度を大幅に下回っていたということです。また、着陸に失敗する数秒前に失速を知らせる警報音が鳴り、衝突する瞬間には速度を上げつつある状態だったということです。
一方、韓国からは現在、現地で合同調査に参加している6人以外に、さらに国土交通部とアシアナの専門家2人が9日午前、ワシントンに向けて出発し、2人は、NTSBの関係者に会ってフライトレコーダーの内容を確認する予定です。

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