韓国では、ソウルを含む中部で雨が降ったり止んだりしている一方、南部では連日30度を超える猛暑が続いていて、熱中症で治療を受けた人が南部を中心に280人を超えました。
疾病管理本部が22日にまとめたところによりますと、6月2日から今月16日までに熱中症で治療を受けた人は284人で、去年の同じ時期の113人のほぼ2.5倍となっています。
地域別に見ますと、ソウルと京畿道など、梅雨前線の影響が続いている中部では比較的少なかったものの、太平洋高気圧の影響で晴れの日が多かった南部で熱中症の患者が多くなっています。
熱中症の患者は、2011年に440人あまりでしたが、去年は984人と倍増していて、今年はさらに増える可能性もあるということで、疾病管理本部 では、陽射しの強い日中は外出や運動を控え、水分の補給にも気を使うよう呼びかけています。