公共施設やレストランなどで実施している全面禁煙区域について、ソウル市は、この9月から各地の大学周辺の通りに拡大することになりました。
これは、ソウル市東大門区が29日、明らかにしたもので、地下鉄1号線の外国語大学前駅から大学正門までの250メートルを新たに禁煙区域に指定し、9月から施行するということです。
外国語大学前の通りは、1日3万5000人が通行していますが、歩道の幅は2~3メートルしかなく、間接喫煙による被害も大きく、学生や住民の過半数が賛成しているとして、禁煙区域に指定したということです。
また、東大門区では慶煕大学前の300メートルの区間についても、住民の意見を聞いたうえで禁煙区域に指定する方針のほか、別の広津区でも建国大学前の通りを禁煙区域に指定することを検討しています。