休暇を過ごして職務に戻った朴槿恵（パク・クネ）大統領は6日、経済再生に向けた変革と新たな挑戦に取り組むと述べ、「セールス外交大統領」になるとの決意を示しました。
これは、朴槿恵大統領が6日の閣議で述べたものです。
この中で、朴大統領は、「下半期にはさらに積極的に経済再生に取り組み、力強く推進力のある政府にしたい」と述べ、各閣僚に対して、心機一転して変革と新たな挑戦に取り組むよう指示し、5日に実施した秘書室人事が変革と新しい挑戦に乗り出すためのものであると強調しました。
また、自ら果たすべき役割について、朴大統領は、持てる外交力を最大限に発揮し、「セールス外交大統領」として新たな挑戦に臨むと述べ、 経済再生に向けた強い決意を示しました。
さらに、朴大統領はこれまでの誤った習わしを正し、不正のない政府にすると強調し、2007年の南北首脳会談の議事録の原本が本来保管すべき国家記録院に存在しないという出来事について、不都合な歴史を消し、国の根幹を揺るがす、決してあってはらないことだと指摘しました。
大統領がこのことについて直接触れたのはこれが初めてです。