ロシア・サンクトペテルブルクでのG20サミットに出席したあと、ベトナムを訪れていた朴槿恵大統領は11日、帰国の途につきました。
朴大統領は、ロシアのサンクトペテルブルクで5日から始まったG20首脳会議に出席し、ロシアをはじめ、イタリア、ドイツ、カザフスタンの首脳と個別に会談し、それぞれの国との協力関係を強化することなどで合意しました。
また、7日からはベトナムを訪問し、グエン・タン・ズン首相らと会談し、包括的な自由貿易協定の締結に向けて交渉を加速化させるとした共同声明を採択し、ベトナムの原子力発電所建設では、韓国企業が参加する方向で検討を進めるなど、多角的な経済協力を拡大していくことでも合意しました。
朴大統領は11日夕方ソウルに到着することになっています。