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米 “盗聴疑惑”で韓国に曖昧回答

Write: 2013-10-29 12:47:34

アメリカの国家安全保障局が外国の要人に対して盗聴を行っていた疑惑で、韓国政府が韓国の大統領も対象になっていたのかについて確認したところ、アメリカ政府は「韓国の立場を理解する」との言葉を使って曖昧な回答をしてきたということです。
これは、韓国の外交消息筋が、28日、明らかにしたものです。
それによりますと、アメリカの国家安全保障局がドイツのメルケル首相ら外国の要人35人を対象に盗聴していたことが明らかになったことから、韓国政府は、外交ルートを通じてアメリカ政府に対し、韓国の大統領も対象になっていたかどうかについて確認を求めたということです。
これに対して、アメリカ政府は、28日に韓国政府に回答し、この中で、「韓国の立場を十分理解している」との言葉を使い、曖昧な回答になっていたということです。
また、韓国政府としては、ことし7月、アメリカの国家安全保障局によるソウルのアメリカ大使館の盗聴疑惑が浮上したのとは違って、同盟国の首脳に対する盗聴は極めて深刻な問題だと強調したということです。
今回の疑惑は、2006年に行われていたものとされていますが、一部にはアメリカの盗聴活動はこれまで継続されてきたとの見方もあり、韓国政府としても今後の行方に注目しています。

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