イギリスを国賓として訪問している朴槿恵大統領は、現地時間の5日夜、エリザベス女王の主催する晩餐会に出席しました。
晩餐会には、韓国側から朴槿恵大統領と随行員、イギリス側からはエリザベス女王をはじめ王族ら140人あまりが出席しました。
晩餐会では、エリザベス女王があいさつし、「両国の関係が真のパートナー関係に発展したのは喜ばしいことだ」と述べ、「イギリスは伝統的に革新と創意性に優れ、韓国は技術的な専門性と勤勉性が世界的に高い評価を受けている。両国の長所を融合して共同の利益を追求していくべきだ」と強調しました。
これに対して、朴槿恵大統領は、「イギリスは韓国戦争のときに5万6000人余りの将兵を派遣し、15年前のアジア通貨危機の際は真っ先に韓国に経済使節団を派遣した。イギリスは韓国にとって重要な友邦だ」と指摘し、「イギリスの産業分野での重要な経験を韓国の創造経済に接木し、新たな協力関係を発展させたい」と述べました。
朴槿恵大統領は、韓国時間の6日夜にはキャメロン首相との首脳会談に臨みます。