ことし最も強い勢力の台風が直撃して壊滅的な被害を受けたフィリピンに対し、韓国政府は12日、500万ドル分の救援物資を支援することを決めました。
これは、韓国政府が12日、関連部署と民間団体が参加する官民合同の海外緊急救援協議会を開いて決めたものです。
また、会議では、救助隊員や医療チームなど40人からなる緊急救援隊も派遣することも決め、準備を急いでいます。
これについて、外交部の関係者は、「フィリピンは韓国戦争で韓国を支援した、古くからの友邦であり、韓国政府は今回、最大限の支援をするよう努める。中長期的な復旧支援も検討していて、フィリピン政府と協議している 」と話しています。
一方、被災地では、連絡が取れていなかった33人について、所在の確認をしたところ、23人の確認が取れ、残り10人の確認に全力で取り組んでいます。