張成沢氏の処刑によって、北韓の内部情勢が不安定になるおそれがあるとして、韓国とアメリカは、軍事的な挑発も含めて北韓の多様な可能性に対し、共同で対処していくことになりました。
これは、外交部の金奎顯(キム・キュヒョン)第1次官が18日、ワシントンで、国務省のバーンズ副長官との間で行なった次官級戦略対話で合意したものです。
一方、韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官は、17日、全軍指揮官会議で、北韓軍部で強硬派が影響力を拡大する場合、軍事挑発をしてくる可能性もあると指摘しました。
この中で、金寛鎮長官は、北韓内部の不安定な動きを鎮めるため、軍事挑発をしてくる可能性もあり、もし軍事挑発をしてくる場合、韓米合同軍事演習が予定されている3月以前になるだろうとの見方を示しました。