円安基調が続く中で、円に対するウォン相場は、30日午前、100円が5年3か月ぶりに1000ウォン台を一時割り込みました。
ソウル外為市場は、30日午前9時、円安が進んで100円が999ウォン60銭までウォン高となりました。
円に対するウォン相場が1000ウォン台を割ったのは2008年9月以来、5年3ヶ月ぶりです。
市場では、金融当局が介入するのではないかとの警戒感が広がり、すぐに1000ウォン台を回復しましたが、日本では11月に再び量的緩和政策を実施していることから、円に対するウォン相場は、来年には平均で100円が966ウォンまでウォン高が進むとの見方も出ています。
一方、ドルに対するウォン相場は、前の日より1ウォン10銭ウォン高の1ドル=1055ウォンで取引が始まり、午前9時30分には1ドル=1055ウォン60銭までウォン高が進んでいます。