去年11月に台風で被害を受けたフィリピンの災害復旧を支援するため、フィリピンに派遣された韓国軍の「アラウ部隊」が、本格的な復旧作業を開始しました。
合同参謀本部が7日に明らかにしたところによりますと、「アラウ部隊」は、最も被害の大きい中部レイテ島で、全壊した2つの小学校の復旧作業を始めていて、20日からはレイテ州立病院の屋根や天井などの修復作業に取り掛かるということです。
「アラウ部隊」は、フィリピン政府や国連などと協議した結果、医療施設や教育施設の復旧が急務と判断したということです。
520人規模のアウラ部隊は、去年の暮れにフィリピンに到着し、現在、海軍の揚陸艦で寝泊りしながら、公共施設の復旧や医療支援の任務に当たっていて、部隊の駐屯地の建設は今月末に工事が終わる見通しとなっています。