フィリピン北部のアンヘレスで18日、観光で訪れていた韓国人男性1人が暴漢に銃で撃たれて死亡しました。
現地時間の18日午後7時半ごろ、フィリピン北部の観光都市アンヘレスで、夕食のあとホテルに向かって歩いていた65歳の韓国人男性が暴漢2人に銃で撃たれて死亡しました。
銃を撃った2人は、バイクに乗って、死亡した男性を含む韓国人一行4人に近づいて拳銃を数発撃ち、撃たれた男性以外の3人はすぐに身を隠して、無事だったということです。
死亡した男性は、15日に観光でフィリピンに入り、19日に韓国に帰国する予定だったということで、警察では、男性と一緒にいた3人から事件当時の話を聞いて、調べています。
フィリピンでは、去年1年間だけで、13人の韓国人が殺人事件に巻き込まれて死亡していますが、現地に滞在していない韓国人観光客が銃で撃たれて死亡したのは初めてです。
フィリピンには、韓国人およそ9万人が滞在していて、韓国人の旅行客は年間110万人にのぼっています。