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生徒・教員らの追悼祭壇 母校近くに設営

Write: 2014-04-23 14:46:42

旅客船沈没事故で、犠牲となった高校生と教員らを追悼する合同の祭壇が、多数の犠牲者を出した高校近くの体育館に設けられ、23日朝から多くの弔問客が訪れています。
沈没した旅客船には、修学旅行の高校生男女325人と教員14人を含む乗客乗員合わせて476人が乗っていましたが、これまでに生存が確認された生徒は77人にとどまり、依然として大勢の生徒らが今なお安否の確認が取れていません。
生徒と教員らを追悼する合同の祭壇には、これまで葬儀を終えた高校生や教員ら50人近くの写真や位牌が置かれ、23日朝早くから大勢の弔問客が訪れては、焼香して手を合わせています。
一方、政府は、遺族らの要請を受けて、今回の事故で犠牲になった生徒と教員全員を追悼する合同の祭壇を28日まで設営することになりました。
今回の事故では、安否の確認が取れていない乗客の無事を祈る「黄色いリボン」のキャンペーンがSNS=ソーシャルネットワーキングサービスなどで広がりを見せています。
この黄色いリボンは、第2次対戦中に参戦したアメリカの兵士の家族が無事を祈ったことにちなんだもので、「ひとつの小さな動きが大きな奇跡を」とのメッセージが書かれているということです。

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