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韓国・ウズベキスタン首脳会談 経済協力強化で合意

Write: 2014-06-17 17:40:55

中央アジア3か国の歴訪で、ウズベキスタンを国賓として最初に訪れた朴槿恵(パク・クネ)大統領は17日、首都タシケントでイスラム・カリモフ大統領と会談し、両国間の経済協力を拡大強化することなどを盛り込んだ共同宣言を採択しました。
会談では、まず、両国のハイレベル対話と政府・議会間の交流・協力を強化することとし、政府間の定例協議会を継続させていくことで合意しました。
また、貿易・投資の促進に向けて実質的に協力を強化することや、韓国企業とウズベキスタン国営石油ガス公社がウズベキスタンのアラル海に近いスルギルガス田を共同で開発し、ガス化学プラントを建設するプロジェクトを円滑に実施することで、引き続き協力していくことで一致しました。
さらに、共同宣言には盛り込まれませんでしたが、「ガス液化事業プロジェクト」など、 80億ドル規模の大型プロジェクトを円滑に実施することでも協力し、南西部のブハラ州のカンディム・ガス田の開発やガス処理プラントの建設など、新規プロジェクトについても共同で実施していくことになりました。
会談では、カリモフ大統領が、ユーラシアの国々との経済協力を通じて平和共同体を建設するという朴大統領の「ユーラシア・イニシアチブ」の構想や、対話や人道支援を通じて南北の信頼構築を目指す政策「韓半島信頼プロセス」、さらに朴大統領が3月にドイツを訪問した際に発表した南北統一構想「ドレスデン宣言」などについて言及し、いずれも支持するとの立場を表明しました。
ウズベキスタンは、中央アジアの国では韓国の最大の貿易相手国であるとともに、韓民族の「高麗人」が最も多く住んでいる国として知られ、朴大統領は16日、タシケントに住む高麗人をはじめ、韓国出身者らおよそ70人と面会し、激励したということです。

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