ことし4月から6月までの第2四半期における三星電子の営業利益は、7兆2000億ウォン、およそ7250億円となり、2年ぶりに8兆ウォン台を下回りました。
これは、三星電子が8日に明らかにしたもので、前の四半期に比べて3.1%、前の年の同じ四半期に比べて15.2%それぞれ減少しています。
四半期における三星電子の営業利益が8兆ウォンを下回ったのは、おととしの同じ四半期以来2年ぶりです。
また、第2四半期の売上高も、前の四半期に比べて9.5%、前の年の同じ四半期に比べて25%近くそれぞれ減少しています。
これについて、三星電子は、長引くウォン高傾向、スマートフォンやタブレット端末の販売減少、在庫削減のためのマーケティングコストの増加などを要因として挙げていて、今回の業績不振は、構造的な問題ではなく一時的な問題だと説明しています。