バチカンのフランシスコ法王は、14日から5日間の日程で韓国を訪れ、各地でミサを執り行うことになっています。
14日午前、ソウル空港に到着するフランシスコ法王は、空港で朴槿恵大統領の出迎えを受け、午後には歓迎式のあと、朴大統領との個別会談の臨むことになっています。
翌日の15日には、韓国中部の大田市で開かれるアジアカトリック青年大会に出席し、16日はソウル中心部の光化門広場で、18世紀から19世紀にかけて殉教した韓国人カトリック教徒124人を、「聖人」に次ぐ「福者」に認定する「列福式」を執り行うことになっています。
フランシスコ法王は、韓国訪問中、旅客船沈没事故の犠牲者の遺族や旧日本軍慰安婦の被害者にも会う予定です。
KBSは、フランシスコ法王の韓国での日程をすべて放送することにしていて、全世界でパソコンやスマートフォンなどでも視聴することができます。
ローマ法王が韓国を訪れるのは3回目で、1984年と1989年の2回、故ヨハネ・パウロ2世法王が韓国を訪問しています。