メニューへ 本文へ
Go Top

韓国の出生率 さらに低下で1.19人

Write: 2014-08-26 14:46:50

韓国では、1人の女性が一生の間に産む子どもの数が去年1.19人にまで下がり、13年連続して出生率が極めて低い国の基準を下回っていることがわかりました。
これは、統計庁が26日、公表した去年の出生統計でわかったものです。
それによりますと、去年の人口1000人あたりの出生数は8.6人で、統計を取り始めた1970年以来もっとも少なくなっていました。
全体の出生数もおととしに比べて10%減少して43万6000人あまりで、2005年に次いで2番目に少なくなっています。
また、1人の女性が一生の間に産む子どもの数は、おととしに比べて0.1人減少して1.19人と、出生率の極めて低い「超低出生率国」の基準となる1.3人を13年連続で下回りました。
出生率については、OECD=経済協力開発機構加盟国の2011年の平均が1.7人で、韓国は、加盟34か国のうちもっとも低くなっています。
これについて、統計庁は、29歳から33歳までの主な出産人口が減少していることや、未婚者数が増えていること、晩婚化の影響で第2子以上の出産が減っていることなどを要因として挙げています。
一方、女性の出産年齢は平均31.8歳で、前の年より0.2歳上昇し、35歳以上の高齢出産の割合も1.5ポイント上昇して20.2%と、初めて20%を上回りました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >