大統領府青瓦台の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安全保障室長が14日、アメリカのワシントンに到着しました。
金寛鎮国家安全保障室長は、ワシントンでライス大統領補佐官らアメリカ政府関係者に会い、北韓の核や人権、戦時作戦統制権の移管やアメリカの最新鋭地上配備型迎撃システムの韓国への配備、また、イラクへの人道支援とイスラム国壊滅のための協力などについて話し合う予定です。
金寛鎮国家安保室長は、空港で記者会見し、対イスラム国での協力について、韓国としてできる範囲内で協力していきたいと述べ、前向きな姿勢を示しました。
一方、アメリカのCNNが12日、イラク政府軍に逮捕されたイスラム国の隊員の話として、イスラム国で韓国人が活動していると伝えたことについて、韓国外交部の関係者は、信ぴょう性は高くないが、関係国と情報を交換し、事実関係の把握に努めているとしています。