児童虐待犯罪処罰に関する特例法が29日から施行され、子どもへの暴力や虐待に対する処罰が強化されます。
児童虐待犯罪処罰に関する特例法は、暴力や虐待で子どもを死亡させた場合、最高無期懲役に処するなど、処罰を重くし、子どもへの暴力や虐待と関連した届出があった場合、警察または政府関連部署の職員が親の同意を得ずに子どもを保護施設または医療施設に保護することができるようにしています。
また、常習的に暴力や虐待行為をしている親については、警察が裁判所に親権停止を請求することができるようにしています。
児童虐待犯罪処罰に関する特例法は、去年8月と10月に、継母が連れ子を虐待して死亡させた事件が起きたのを契機に、迅速な保護の必要性が提起され、去年末に国会で議決されました。