国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は、最近韓国国内で次期大統領候補として取りざたされていることについて、国連事務総長としての役割を忠実に遂行するとして、韓国の次期大統領選に関心がないことを明らかにしました。
潘基文事務総長は最近の世論調査で、次期大統領候補として最も多い支持を集め、メディアは潘基文事務総長が次期大統領選に出馬する可能性を相次いで報じています。
潘基文事務総長は、４日に配布した報道資料で、テロ対策、エボラ出血熱など、多様な国際問題が山積している中で、国際社会全体の利益を代弁しなければならない国連事務総長が特定国家の大統領候補に取りざたされるのは望ましくないと述べ、任期終了まで国連事務総長としての任務を全うするとして、関連報道の自粛を要請しました。
一部のメディアは、野党新政治民主連合が潘基文事務総長に次期大統領選への出馬を打診したと報じています。